ライブ・ペインティングの感覚を刺激し、
ときにイメージ/ペンの行方や筆圧を先導する…
ゲストDJをご紹介します。
お1人目は、
OPAL7(オパール セブン)さん。
彼のことは、
そのセレクトを耳にしたコアなオーディエンスやセレクター、
会場のスタッフたちは、こぞって“辺境DJ”と形容します。
それは、
オパールさんがピックアップされる音源が、
アジア産のジャズ・ファンクやサントラ、ヒップホップであったり、
あらゆる地域の電子音の混交であるため…
つまり、DJ/クラブ・カルチャーが進化・深化し、
世界中の音源が掘り尽くされた現代において、
未だ異端な音色を発信し続けるためだと思われます。
しかし、
いわゆる“レア・グルーヴ”と呼ばれる音楽も、
発見された当初はアバンギャルドであったわけで…
ということは、OPAL7氏は、
クラブ文化における“レア・グルーヴ”の本義を
ピュアに探求し続けるDJだということなのです。
ともあれ…
今回のプレイでは、
僕が個人的に最先端だと捉えているけれど、
まだ紹介できていないジャンル:Raw Houseに、
南米の現行ダンス・ミュージックや
電子音をブレンドした内容を披露されるとのこと。
僕が考える、
攻めの音楽スタイル:クラブ・ジャズを
存分に味わっていただける機会になりそうです。
OPAL7氏のセレクトを
是非この機会に体験してください!
■OPAL7
世界各地の埋もれた音を世に問い、大阪を中心にローンウルフにスピンを続けるマイノリティーなDJ。Kuroi black名義で主催するハイブリッドな辺境グルーヴ系イベント「Vintage&Groovin'」や、亜細亜や中南米を中心とした、全世界のヴィンテージ~現行デジタル・サウンドをセレクトする「El Sonido Es Venerado」などにおいて、各国のディープ・セレクターからコアなミュージシャン/バンドを迎えた異色の企画を打ち出している。また、ヴィンテージ・アジアを独自の視点でミックス/セレクトするシリーズ「黒亜細亜」をリリース。コアな現場目線を意識し続けることで、ジャンルを横断した様々なパーティーに埋没しない、独自のセレクトを心がけた研鑽を日々継続中。
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2017.2.10 FRI
@NOON (Umeda, Osaka)
9 pm - 5 am
Charge: 1000yen + 1drink
Live Painting:
TOMO
Guest DJ:
OPAL7
DJ Dolly (Soul Sauce Records)
KOICHI SANO (MOSANORE)
Shop:
もりもり
Resident DJ:
DAISUKE MATSUMOTO (MORE PROJECT)
SHINJI OKANO (digmeout ART&DINER / RAPPORTIA)
SHIGEMA
YOHEI OKAMOTO (Nuovo Classico / John Doe)
VJ:
MICHI (D.I.F)
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"VISUAL SESSION × VINYL SESSION"
互いに照応する、
舞台上での巨大な透過スクリーンへのペインティングと、
壁面に設置されたスクリーンへのアナログ回路でのVJによる…
VISUAL SESSION。
それらと感応しながら
音楽によってイメージを先導する、
DJ陣によるレコード・オンリーの交歓=ポリフォニー…
VINYL SESSION。
そして
これらの渾然がもたらす、
アトモスフィアが形象化しゆくひととき…
"VISUAL SESSION × VINYL SESSION"を
ぜひ体感ください♩